吹き出物にも種類の違いがある

このページでは吹き出物の種類を紹介しています。できる場所や年齢、吹き出物の進行具合による吹き出物の違いを知っておくことで細かい対策方法の違いを身に付けることにもつながります。

絶対に必要な知識ではないかもしれませんが、吹き出物の種類の違いを知っておいた方が「吹き出物は全部対策が同じ」というスタンスで治療する場合と比べて、1日でも早く症状を治すことにつなげていくことができますよ。

それでは早速、吹き出物の種類について見ていきましょう。

 

思春期か大人か(年齢による違い)

そもそも”吹き出物”という言葉を使う場合には、大人にできるニキビというニュアンスが強くなります。逆に、思春期の学生時代は普通に”ニキビ”ということが多いです。

思春期ニキビは成長ホルモンの変化に伴う皮脂過剰が原因で発生するため、強力な洗顔料を使ったスキンケアが対策の基本になります。

一方で大人の吹き出物は乾燥による肌の新陳代謝の悪化や、ストレスやホルモンバランスの乱れによる余計な皮脂分泌が原因となるため、優しい洗顔料と強力な保湿ケアが対策の中心となるほか、心身のストレスを減らすことも重要になってきます。

大人の吹き出物はスキンケアだけではなかなか対処出来ないため、治すことができずに定着させてしまう人も多く大変です。

また、一般的に思春期ニキビはおでこ・鼻のTゾーンに、大人の吹き出物は頬・顎・口周り・首などのUゾーン、フェイスラインにできやすいと言われています。Tゾーンは皮脂腺が豊富でUゾーンは乾燥しやすいことが関連しています。とはいえ、思春期ならUゾーンにできない、大人ならTゾーンにできないというわけではないので、あまりこの分類は役に立たないかもしれません。

特にストレスやホルモンバランスが原因として関わってくる大人の吹き出物は、おでこや鼻にもできやすいと感じています。

 

顔か体(背中など)にできる吹き出物の違い

「顔だけではなく背中の吹き出物にも悩んでいる」

という人は多いと思います。顔の吹き出物の原因菌はアクネ菌、背中の吹き出物の主な原因菌はマラセチア菌と原因となる菌が違うことも多く、薬の選び方が大きく変わってきます。

背中の吹き出物が治らない時にはマラセチア毛包炎である可能性を考慮して、皮膚科でマラセチア菌を殺菌出来るニゾラールの処方を受けると症状の改善につなげていくことが出来るかもしれません。

また、背中やデコルテ、お尻の吹き出物には専用の保湿ケアも開発されており、角質層の柔軟性を取り戻して肌の新陳代謝機能を回復させるために使用を検討してみるのも良いですよ。専用ケアの方が良いのは、顔の体では皮膚の厚みが違うため浸透技術にも違いが出てくるからです。

 

吹き出物の進行具合による違い

ここからは吹き出物の悪化具合による種類の違いを紹介します。

(”吹き出物=ニキビ”です。)

白ニキビ

まず吹き出物の最も初期的な症状が白ニキビです。毛穴に汚れや皮脂が詰まった状態で、別名”閉鎖コメド”と呼ばれることもあります。画像で症状を確認してみましょう。

画像を見ると分かるように”白”というよりは”無色透明”の方が近いかもしれませんね。この段階ではまだ炎症を起こしていないため、毛穴の角栓を解消するケアを行っていくことが対策として重要になります。

白ニキビは大量発生しやすいですが治すことも簡単なので、白ニキビの内に確実に治せるようなセルフケアを持っておくと安心です。

治療薬では処方薬の”ディフェリンゲル”が、スペシャルケアとしては白ニキビ専用のマイルドピーリングパックの”チュルン”があります。

 

黒ニキビ

毛穴に皮脂が溜まりすぎて皮膚表面まで現れてしまうと空気に触れて酸化して黒ニキビにまで発展します。鉛筆の芯が刺さったように見える症状で、大きい黒ニキビだとホクロにも見た目は似ています。

黒ニキビもまだ炎症を起こしていないので治し方は白ニキビと同じですが、芯が硬く深く、なかなか治らないしつこい吹き出物です。毛穴のより奥深くまで入り込めるクレイ洗顔などが対処としておすすめです。

皮膚科でコメドを取り出す面皰圧出治療を受けるのも良い方法です。

 

赤ニキビ

全ての白ニキビが黒ニキビを経るわけではなくて、多くの場合は炎症を起こしたおなじみの赤ニキビへと悪化します。毛穴の中で皮脂をエサとしてアクネ菌が繁殖することで赤ニキビができます。

この段階まで来ると炎症を起こしているだけではなくアクネ菌も繁殖しているため、”抗炎症作用”、”抗菌作用”を持つスキンケアや治療薬が必要になってきます。

(ニキビケアと治療薬を普通に選べば、大抵の場合はこの2つの作用はしっかりと満たすことが出来ます。)

 

黄ニキビ

そして赤ニキビの内にスムーズに治すことが出来なければ、白血球とアクネ菌が戦うことになり膿がたまった黄ニキビへと悪化します。黄ニキビを白ニキビと勘違いしている人も多いので画像で症状を確認してみましょう。

この膿の正体は白血球の死骸です。

膿を潰して出すことで対処してしまうと跡が残ってしまう危険性も高まるため、この段階でも優しいケアだけだけで対処しくことを目指しましょう。膿が自然に枯れてなくなるまでセルフケアで落ち着かせることが出来れば理想的です。

 

紫ニキビ

赤ニキビを潰したり、吹き出物が治らないからとゴシゴシと力を入れてケアを行ってしまうと肌に決定的なダメージが蓄積されて紫ニキビにまで進行してしまうこともあります。

画像のような紫ニキビは吹き出物の究極形態で、膿がたまって化膿しているだけではなく赤みが全体に広がり、血が滲んでいるような最悪の状態です。かゆみや痛みも伴うことが多く、この段階まで悪化してしまうと1年単位で治すことを考えなければいけません。

肌に合った化粧品を使って地道にケアを続けていくことで対処していきましょう。

 

まとめ

ここまで吹き出物の種類を年齢・場所・進行具合に合わせて解説してきました。

吹き出物の種類には色々と細かい違いがあることが分かって頂けたと思いますが、対処の基本は原因を知り原因から治していくことです。

もちろん皮膚表面や皮膚の内部で起きている原因にしっかりと目を向けて、正しい治療薬と化粧品を選ぶことでも有効な対策を実現出来ます。

しかし、ストレスやホルモンバランスの乱れなど、もっとより深いところで吹き出物の原因となっていることにも少し意識を向けてあげることで、「何で治らないんだろう」という現状を打破して、より効果的な対処にもつなげていくことが出来ます。

ストレスを原因とする吹き出物にお悩みの方は、当サイトの情報を参考により的確な治療を実現させていってくださいね。

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